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AGA治療
AGA治療(男性型脱毛症)について
男性型脱毛症は、成人した男性に多く見られる、頭頂部や髪の生え際が薄くなる状態を言います。思春期以降の男性に発症する進行性の脱毛症です。
一般的には、遺伝と男性ホルモンの影響が起因すると考えられています。
この「男性型脱毛症」は「AGA」(AndroGenetic Alopecia)と呼ばれています。「最近抜け毛が気になる」「髪にボリュームがなくなった」など気になる方は当院までご相談ください。薄毛になっても毛根が存在しているかぎり、再び太く長く生えてくる可能性はあります。進行型であるため、早期に治療をすることが大切です。決してあきらめることはありません。
薄毛の原因
男性型脱毛症(AGA)の主な原因と考えられているのが、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)になります。
DHTの存在により、髪の毛の成長期が短くなるために髪の毛が十分に育たないまま、細くて短いうちに抜けてしまいます。
これが薄毛のメカニズムになります。
薄毛の自己チェック
こんな人は要注意!!自己チェックをしてみましょう。
□ 家族に髪の薄い人はいますか?
・両親、兄弟、祖父母に髪の薄い人がいる
□ 抜け毛が気になりますか?
・シャンプーやブラッシングをした際に抜け毛の量が気になる
□ いつごろから抜け始めましたか?
・思春期より後になってから抜け始め、徐々に薄毛が進行している
□ どの部分から抜け始めましたか?
・額の生え際が後退してきた
・頭頂部が薄くなってきた
・額の生え際と頭頂部の両方が薄くなってきた
□ 髪の毛にハリ・コシはありますか?
・うぶ毛のような細くて短い髪の毛が多くなり、ハリとコシがなくなってきた
治療薬について
プロペシア
AGAの治療薬として、「プロペシア」という飲み薬があります。
プロペシアにはAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制することで抜け毛を抑制する作用があります。
すぐに作用するわけではなく、ある程度の期間をかけて使用することで作用が表れます。
ED、じんましん、倦怠感などの副作用が出る場合がありますので、使用の際は医師に相談してください。
また、服用中は一定期間献血ができません。
料金:28錠 8,000円(保険適用外となります。)
ザガーロ
「ザガーロ」は2015年9月28日に承認された飲み薬です。
ザガーロを服用することで脱毛部位(額の生え際や頭頂部)において、治療前と比べ、太く長い毛の本数が増えることが期待できます。
【ザガーロ服用について】
3カ月で実感できる人もいますが、通常6カ月間、薬を飲み続ける必要があります。
発毛作用が得られた後に服用をやめてしまうと、再び髪の毛が元の状態に戻ってしまいます。
ご自身の判断でザガーロの服用を中止せず、医師の指示どおり服用を継続しましょう。
体質により頭痛・めまい・腹痛・下痢の副作用が出る場合がありますので、使用の際は医師に相談してください。
また、服用中は一定期間献血ができません。
料金:30錠 11,000円(保険適用外となります。)
髪の毛のためのセルフケア
皆さまの普段の生活から髪の毛とってよい環境を整える心がけが大切です。
- 十分な睡眠
- バランスの良い食事
- 禁煙
- ストレス解消
AGA治療のQ&A
Q.なぜ発生するの?
A.男性ホルモン、ストレス、遺伝が関係しています。
毛髪は成長と脱毛のサイクルを繰り返していますが、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が成長を邪魔することで、十分に太くなる前に抜けてしまい、結果短く細い毛ばかりになり、AGAになると考えられています。
また、睡眠不足などの日常のストレス、食生活の乱れによって自律神経やホルモンバランスが崩れると、血流の悪化で毛髪へ栄養が届かなくなり、AGAが発生しやすくなると考えられています。親兄弟や祖父母などの遺伝も関係することもあります。詳しくは問診の際にお聞かせください。
Q.薄毛にはどんな種類があるの?
A.種類はさまざま。AGAでない薄毛もあるのでご注意ください!
AGAは前頭部や頭頂部など決まった場所に発生するとされていますが、そうでない場合、違う症状かもしれません。個人で判断せず、詳しくはご相談ください。
【薄毛の例】
円形脱毛症
突然、円形型に髪の毛が抜けてしまいます。自己免疫機能の低下が原因とされ、心理的ストレスが引き金と言われています。
機械性脱毛症
額の左右から薄くなっていきます。髪の毛を物理的に引っぱり続けることが原因とされ、ヘルメットや帽子の着用などが原因として挙げられます。
脂漏性(しろうせい)脱毛症
皮脂の過剰分泌によって増殖する「マラセチア菌」というカビの一種が原因とされています。頭皮にかゆみやフケが発生し、放置すると毛根が炎症して毛が抜け始めます。
薬剤による脱毛症
抗がん剤や肝炎などの治療薬によって脱毛します。
Q.どのような治療をするの?
A.主に内服薬での治療を行います。
発毛剤として広く流通している、プロペシアを服用します。正式に国から輸入承認されているアメリカの医薬品で、ホルモンの働きを抑制することで、抜け毛を防止する薬剤として注目されています。飲む発毛剤として米食品医薬品局(FDA)にも認可されています。
医療用医薬品ですので、購入には医師の診断・処方箋が必要です。また保険給付の対象とはなりません。
髪も皮膚と同じように、食生活によってコンディションが変わっていきます。そのため、髪の育成に必要とされるタンパク質、ミネラル、ビタミンを摂るようにアドバイスをしたり、シャンプーの仕方などの頭皮のお手入れ方法の指導なども行います。